利用例集（建築）｜一般社団法人日本CLT協会

注目利用例

株式会社WOOD GUIDE

木の持つ温かさが感じられる空間と県産材活用を検討する事と、CLTの新たな可能性や活用方法を考える中で、ジオデジックドーム構造を考えました。CLT自体が断熱性能を兼ねており、木の調質効果が期待できます。更に内部はCLT連結により大きな空間を確保し通常の在来工法では実現が難しい開放的な建物となっています。

木の魅力が高層に輝く。Port Plus、未来の建築の枠を超えて。

Port Plus

地上部の構造部材をすべて木造とした11階建純木造耐火建築物である。壁、床、屋根の構造体にCLTを使用し、内装の天井、階段、家具等にもCLTを活用した。自社の宿泊機能付きの研修所であり、普段の業務から離れ新しい学びを得る「これからの知を育む場」をコンセプトとし、木の剛架構性、耐火性能など様々な技術を統合し実現した。

自然と共鳴する、選手のためのクラブハウス

FC町田ゼルビアクラブハウス

鉄骨造のブレース付きラーメン構造で、屋根を木造とするハイブリッド構造となっています。屋根の野地板に36㎜厚のCLT「CLT36」を使用しており、このCLTは補助的な水平構面も構成しています。CLTの利用に関する補助事業を活用しているほか、錆止め塗装した鉄骨を現しで用いたり、主に２階の床をコンクリートの直押さえとするなど、様々な工夫を施しています。グランド側のファサードは、屋根が大きく跳ね出す特徴的な形状となっています。

未来を支える、革新的な学び舎

学ぶ、学び舎

本計画では大型5 軸加工機を用い、3 次元加工したCLT を捨て型枠として利用し、その型枠上に最小限のコンクリートを打設する建築工法を考案した。最小限のシェル厚で成立するように断面曲線をずらすことで面の強度を増やし、弱い部分には葉脈状の梁を配置し、これらの曲面形状を施工するために複雑に加工されたCLT 型枠を積むことで、スパン約20ｍのRC 建築を実現する計画である。

ケイミューARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023にて優秀賞を受賞

ヒルトップ野毛山（プロジェクト名：東ヶ丘アパートメント）

都市部における建築木質化の推進を目的とし、壁及び床スラブなど建築を構成する構造材全てをCLTで構成したフルCLTのパネル構造として計画しています。防火性、遮音性、施工性といったCLTのメリットを存分に活かした建物をつくることで、都市部におけるCLTによる木造共同住宅のプロトタイプとなることを目指しています。ケイミューARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023にて優秀賞を受賞。

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