利用例
高い防火性が求められる神戸市中心部において、CLTと鉄骨を組み合わせた工法により、都市型中高層木造ビルのモデルとして建築。床にもCLTを用いることで3割程度の軽量化をはかるとともに、CLT耐震壁は水平力のみを負担することで、耐火被覆をなくし、CLTあらわしを可能としている。林野庁事業、環境省事業を活用し、現在も環境性能についてモニタリングを行っている。基本設計実証~発注~竣工後の普及等については、建築主・有識者等で構成される兵庫県林業会館新築工事建築実証協議会で事業管理を行っている。
写真提供:竹中工務店