国産材を用いた非等厚ラミナ構成CLTの製造技術に関する検討(2023)
- 事業報告書
事業名:
令和4年度 木材製品の消費拡大対策及び国内森林資源活用・建築用木材供給力強化対策事業のうちCLT建築実証支援事業のうちCLT等木質建築部材技術開発・普及事業
「国産材を用いた非等厚ラミナ構成CLTの製造技術に関する検討」
事業主体:
(一社)日本 CLT 協会
(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所
事業概要:
現在、「JAS3079 直交集成板の日本農林規格」(以下、JAS3079とする)においては、
直 交集成板(CLT)を構成する各ラミナの厚さは等厚であることとされている。
一方、CLT 製 造時の原料の歩留まり向上や CLT を用いた建築物の設計の自由度向上を図るために、
強軸 方向の強度性能を効率的に向上させることができる異なる厚さ(非等厚)の
ラミナで構成さ れた CLT(以下、非等厚ラミナCLT とする)の開発を推進する。