CLT床遮音性能向上の研究開発(2022)
- 事業報告書
事業名:
令和3年度 木材製品の消費拡大対策のうちCLT建築実証支援事業のうちCLT等木質建築部材技術開発・普及事業
「 CLT床遮音性能向上の研究開発」
事業主体:
(一社)日本 CLT 協会
事業概要:
CLTは、木材があまり使われてこなかった中大規模の建築物などに用いることにより、
木材の新たな需要や新しい産業分野の創出に大きな期待が寄せられている。
CLTを含め、木造の床はRC造に比べ重量衝撃音で性能が劣ると言われている。
そのため、集合住宅やホテル等の建築において木造全般が敬遠されるケースが見られることから、
重量衝撃音への対策を整備することが、CLT建築物の普及を進めるうえで非常に重要である。
本事業では、CLTパネル工法にて建設したCLT遮音実験棟を使用し、床衝撃音を低減させる設計手法を検討し、
RC造と同等な遮音性の得られる仕様を確立させることを目的としている。