企業としてグリーンな資産でなければ保有できない状況になってきている。脱炭素社会に向けた行動計画を取りまとめ、建設時のCO2排出量を正確に把握する算出ツールの整備などを進めている。
木はあきらかに鉄筋コンクリート造や鉄骨造よりも製造するときのCO2排出量が少ない。また、乾式で建てられるので建築時のCO2排出量も少ない。モジュール化・プレハブ化することで再利用も期待できる。
※スコープ3とは、自社の事業以外の排出量のことで、不動産業界で言えば施設の建設時から解体時までの温室効果ガス削減が求められています。
サプライチェーン排出量=Scope1排出量+Scope2排出量+Scope3排出量
2015 年のパリ協定に基づき、事業者には温室効果ガスの排出削減目標(SBT:Science Based Targets)を定めることが求められています。事業者は自らの事業だけでなく、原材料調達・製造・物流・販売・廃棄などサプライチェーン全体から発生する温室効果ガス排出量を削減していく必要があります