CLTの森に棲む 都市の住まいにもっと木の楽しさを
作品紹介
「住まいの原点」竪穴住居は木をもたせ掛け合い作られた。傾斜した面に包まれた空間は、住まいの原点とも言える。「森の中にいるような⽊に包まれた住まい」判CLTパネルをもたせ掛けて空間をつくる。木の温もりや香りに包まれ、傾斜した木肌の壁に触りたくなる。時と共に色が濃くなり風合いが増す姿に愛着がわく。楽しそうに壁を登る子供たち。そんな森の中にいるようなワクワクする楽しさがそこにはある。 木の持つ魅力と楽しさにあふれたCLTの森は、木に包まれた新たな住まいの原点となる。
作品概要
受賞部門 | 設計部門 |
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受賞年 | 2017年 |
賞の種類 | 特別賞(日本CLT協会賞) |
受賞者 | 関山 泰忠 松尾 浩樹 清水 悟 土谷 睦 牟田 万里奈 出口 亮 島村 高平 梅森 浩 坂口 裕美 川崎 賢哉 買手 正浩 野島 僚子 山﨑 信宏 田澤 孝祐 丹下 幸太 (大成建設㈱一級建築士事務所) |
チーム名 | 大成建設設計本部 現代木造ワーキンググループ |
講評
骨造の木材被覆という考え方は今後技術としてあり得るもので、CLTはCLTだけで勝負しようとなりがちだが、この作品のように他材料との組み合わせもどんどんやっていけるようになればいいと評価されました。