桐朋学園宗次ホール
昭和26年の通達を適用し教室棟を耐火構造、音楽ホールを準耐火構造としてCLTを意匠デザイン・構造・音響に利用した大学及び音楽ホール。音楽ホールの梁は折板形状の複合梁として、構造用集成材の梁の下端面にヒノキ・スギハイブリッドCLT5層5プライを30度の角度で折板状に配置、上端面には構造用合板24㍉厚を配置、長さ方向は現場で鋼板添え板接合とし、17㍍のスパンを実現。CLTは燃えしろ層を有する被覆材としての機能の他、「柱」では座屈拘束、「梁」ではたわみ抑制にも寄与(壁のCLTは3層4プライ)。
竣工 | 2021年3月 |
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延床面積 | 2354.72㎡ |
使用したCLT | 148㎥ |
CLT利用部分 | 天井、壁、階段 |
CLTサイズ | (最大)巾 1,150mm x 長さ 12,000mm x 厚さ 150 mm (折板梁は縦継ぎ17.4m) |
構造 | 木造軸組工法(CLT利用) |
設計ルート | ルート2 |
建物用途 | 教育施設 |
防耐火構造 | 耐火構造 |
所在地 | 東京都調布市若葉町1-41-1 |
設計 | 意匠設計 : 隈研吾建築都市設計事務所 (基本設計・デザイン監修) 前田建設・住友林業共同企業体(実施設計) 構造設計 : ホルツストラ(基本設計・構造監修) 前田建設・住友林業共同企業体(実施設計) |
施工 | 前田建設・住友林業共同企業体 |