写真:太田拓実

猿楽十方楼

都心の狭小変形敷地で床・壁・天井にCLTを用いた複合用途建築物。地上3階部は燃えしろ設計で木の構造体が現しで仕上げられ、外部からもその柔らかい表情が伺える。傾斜床版、逆梁、金物の調整など細かい工夫を積み重ねCLTパネル工法ながら明るく開放的で、耐火木造の魅力を示そうとしている。

竣工 2018年8月
延床面積 172.96㎡
使用したCLT 38㎥
CLT利用部分 壁、床、天井
CLTサイズ (最大)210 x 2,184 x 3,546 mm(5層7プライ)
構造 立面混構造(1階RC造 2~4階CLTパネル工法)
設計ルート ルート2
建物用途 店舗、事務所、住宅
防耐火構造 準防火地域/1時間準耐火構造
所在地 東京都渋谷区
設計 (意匠)平井政俊建築設計事務所 (構造)オーク構造設計
施工 和田工務店