六甲最高峰トイレ
神戸の都市の魅力の一つである六甲山の価値向上、環境整備の一環として、六甲山頂エリアに新設された公衆トイレ・休憩スペースと園地の計画である。周辺の山並みに呼応するように折れ繋がる薄い木の屋根が、大きな家具のようなベンチの上に軽快に浮かぶ。CLTの薄い屋根は、繊細な鉄骨柱によって空中に浮かび、シャープで繊細な軒先のラインを作っている。折れ繋がる事で天井高さが場所によって変わり、空間に抑揚を作り出している。
竣工 | 2020年10月 |
---|---|
延床面積 | 229.18㎡ |
使用したCLT | 66㎥ |
CLT利用部分 | 屋根、ベンチ座面 |
CLTサイズ | (最大)巾2,200mmx長さ11,000mmx 厚さ150mm |
構造 | ㈲桃李舎 |
設計ルート | ルート1 |
建物用途 | その他 |
防耐火構造 | その他 |
所在地 | 兵庫県神戸市北区有馬町字六甲山1913番2 |
設計 | 意匠:㈱ofa 構造:㈲桃李舎 |
施工 | ㈲ビームスコンストラクション |