新しい木造建築材

よくあるご質問

【計 画】 CLTの使い方は、どのようなものを想定していますか?

まずは、床、壁、天井等といった建築の構造躯体としてご使用いただけます。
その他、階段や造作材、家具、土木(桁橋の路板)等と幅広くご利用いただけます。

詳しくは、パンフレット「CLTでなにができるの?」をご覧ください。

【計 画】 CLTを耐震補強にも使えますか?

耐震補強の要素として使用することはできます。

過去には、在来軸組構法やRC造の耐震要素として用いられたことがあります。

【計 画】 海外ではどのような使われ方をしていますか?

CLTの普及が進む欧州や北米では、中大規模の集合住宅や施設等から小規模の戸建て住宅まで、幅広く使用されています。その構造も、CLTだけで建てる建築物のみならず、鉄筋コンクリートや鉄骨との混構造での建築例も多数あり、拡がりをみせています。

【計 画】 CLTの設計は、CLT協会の会員でなくてもできますか?

できます。

 CLTはオープン工法ですので、関連する法令・告示等に従いどなたでも設計いただけます。設計にあたって関連図書も発行されていますので、「販売」をご確認ください。

【計 画】 CLTパネル工法でプランを考えるとき、まずはどうすればいいですか?

関連告示のルールに従って基本プランをご検討ください。CLTパネル工法は、基本プランの段階から構造設計も交えて作成されることをお勧めします。主な構造計算ルートとしては許容応力度計算(ルート1)、許容応力度等計算(ルート2)、保有水平耐力計算(ルート3)、限界耐力計算があります。

【計 画】 木造軸組構法や他の工法で検討したプランを、CLTに変更することはできますか?

 可能です。

選択肢としては、壁・床・屋根等すべてをCLTに置き換える対応と、現在のプランから床・屋根など、一部をCLTに置きかえる対応があります。

CLTにすべて置き換えると、検討されているプランの変更が必要になる場合があります。部位別に置き換えると、変更箇所が少なくなり、かつ適材適所に使うこともできますが、個別の確認試験などが別途必要になる可能性があります。

【計 画】 木造軸組構法や他の工法とCLTを組み合わせて使うことはできますか?

可能です。

【計 画】 CLTを梁や柱として使用することはできますか?

可能です。

しかし、CLTは面材として水平力も鉛直力も負担できる材料ですので、梁や柱などの軸材料での利用は、例えば(従来より使用されている)集成材や製材の方が構造的なメリットが大きいです。CLTパネル工法に集成材等の梁を併用することもできますので、そちらの可能性も合わせてご検討頂くことをお勧めします。

【計 画】 CLT建築物の設計はどこに依頼すればいいですか?

設計事務所紹介」にて、これまでCLTを用いた経験のある設計事務所を紹介しております。また、「取組企業」の中の「ワンストップ相談窓口」では、設計から建設に至るまで総合的にご対応いただけます。
その他、「利用例」にて、個別の建物における設計者・施工者等を掲載しています。

 

設計者様や企業様に直接ご相談いただくか、協会の問い合わせページよりご相談ください。

【計 画】 CLTの木目を建築に活かすにはどうすればいいですか?

CLTを構造躯体のみではなく、その表面の木目や積層面に被覆等をせず、ログハウスのように内装として用いる(いわゆる"現し"とする)ことができます。

準耐火構造の建物では、燃えしろ設計を行うことで、現しで使用することができます。

しかし、建物に高い耐火性能を要求される耐火建物では、現しで使用することができず、せっこうボード等の被覆が必要です。

防耐火上の要求性能は、建物の要求性能や規模、階数、建設地域などによって異なりますので、事前にお確かめください。

【計 画】 建設費用はいくらですか?

まだ事例が少なく、申し訳ございませんが一概にお答えできません。

建物のプランやCLTの使用部位により異なり、RC造と比較すると高くなる場合もあれば低くなる場合もあります。

CLTの価格も加工の程度や量により異なるため、工場へ直接お問い合わせください。

【計 画】 減価償却年数は?

CLTだからと特別なことはなく、通常の木造と同じカテゴリーです。

【計 画】 CLT建築物を対象とした補助制度はありますか?

ございます。

補助対象案件の募集が開始されましたら、当協会HP等でご案内しております。

その他、事業の詳細などは、行政機関へお問い合わせください。

CLT活用促進のための政府一貫窓口(内閣府)

・農林水産省林野庁林政部木材産業課

・地方自治体 など

 

 

【実 例】 CLTを使用した建築物等はどこに行けば見ることができますか?

利用例」および「CLTマップ」のページをご覧ください。

【材 料】 CLTのサイズはどのようなものがありますか?

 流通する規格サイズはまだありません。1枚1枚、建物に合わせて製作されています。パネルは、大きめの版(マザーボード)で製造し、ご注文を頂いた幅・長さのものを切り出します。マザーボードの大きさは工場により異なりますので事前に工場へご確認ください。

 厚さについて、CLTはエレメントとなる板材、ラミナ(①)を直交に積層して製造します。ラミナの積層方向と枚数がJASにより規定されており、2017年12月現在で3層3プライ、3層4プライ、5層5プライ、5層7プライ(図)、7層7プライ、9層9プライの6種類があります。

JASでのラミナの厚さは12mm~50mmで、一般的に建物の構造躯体として用いる場合は24mm~36mmですが、多くは30mmのラミナを用いています。CLTの厚さは積層数に合わせて、90mm、150mm、210mm・・・となります。机の天板や本棚、パーティションなどには薄いCLT(12mm×3層=36mmなど)が使用できます。

 構造躯体として用いるときの厚さは、パネルの負担過重に合わせて選定します。おおよその目安として、壁:2階建て90mm(場合により1階部分150mm)、3階建ての1階部分90mm~150mm程度、床:戸建て住宅の場合150mm~210mm、共同住宅では遮音性能も考慮して210mm程度、燃えしろ設計を行う場合は加えて燃えしろ層が必要になります。厚さはあくまで目安ですので、詳しくは構造計算を基に適切に選定ください。

 

 

【材 料】 柱などの支えなしで張り出せる長さはどれくらいですか?

CLTの剛性により異なります。

おおよその目安として、Mx60の5層5プライ(150mm)で1.0m程度、5層7プライ(210mm)で2.0m程度です。

つくばに建設したCLT実験棟『CoCo CLT』では、Mx60-5層7プライ(210mm)で3mの片持ちバルコニーをご覧いただけます。

【材 料】 どのような樹種がありますか?

材料の規格上では様々な樹種が使用できますが、現在国内でJAS認定を取得し製造されている樹種は、スギ・ヒノキ・カラマツになります。

【製造加工】日本国内でCLTはどの企業が製造していますか?

2018年4月現在、下記の会社がCLTのJAS工場認定を取得しています。

銘建工業㈱ / 山佐木材㈱/ ㈿レングス / ウッドエナジー㈿/ 西北プライウッド㈱/㈱中東/㈿オホーツクウッドピア

製造に関する概要につきましては、「取組企業」の「CLT製造企業」をご確認ください。

【材 料】 CLTの材面の指定(節・色味など)はできますか?

製造工場によっては対応いただけますので、直接ご確認ください。

ただし、運搬や建て方中に汚れたり、傷がついたりする恐れがあり、また材料の確保と選別に時間と費用がかかります。仕上げ工事で化粧材を貼ることも可能ですのでご検討ください。

【材 料】 地元の材料が使えますか?

製造工場によっては対応いただけますので、直接ご確認ください。

ただし、材料の手配や輸送に費用と時間がかかり、建設時期・費用にも大きく影響してきますのでご注意ください。

次の20件へ >>

日本CLT協会とは...

CLTを建築構造材として使用できるようにすること、また、将来的にはCLTを用いた中層や大規模の建築を可能にすることを目的として、2012年1月に設立されました。2014年4月からは「一般社団法人」となり活動しています。
詳しくは→

←HOME-日本CLT協会|CLT(Cross Laminated Timber)

↑ページ上部へ戻る