写真:北海道総研・林産試験場

林産試験場CLT性能評価実験棟「Hokkaido CLT Pavilion」

北海道産CLTの様々な材料特性を多雪極寒地で検証するための実験棟である。全方位に大きく張り出した無勾配の屋根(張り出し=強軸方向2.5m、弱軸方向1.7m)、高耐力CLT壁による開放的な間取り、床パネルと連続したオーバーハングテラス(張り出し=2.3m)、屋根上面の逆梁構造による大開口サッシとフラットな天井面、国内初となるトドマツCLTと新たな接合形式(斜めビスせん断接合、通しボルト引張接合)を実現している。

竣工 2019年3月
延床面積 84.01㎡
使用したCLT カラマツ36.15㎥、トドマツ32.42㎥
CLT利用部分 床・壁・屋根
CLTサイズ (最大)床:210 x 2258 x 9614㎜、屋根:150 x 2236 x 9714㎜
構造 CLTパネル工法
設計ルート ルート1
建物用途 事務所
所在地 北海道旭川市西神楽1線10号
設計 ㈱遠藤建築アトリエ
施工 ㈱京田組